インドアで明るい開放的な家
- 戸建住宅
- 新築
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施設
大阪府 Y様
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施工完了時期
竣工年月 2024年12月
工法 | 木造2階建て |
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C値(気密性) | 0.19 |
UA値(外皮熱還流率) | 0.4 |
延床面積 | 93.56㎡(28.30坪) |
家族構成 | 夫婦 |
POINT
基本の四角総2階ONE-BOXなフォルムに、窓と駐車スペース部分が切り取られた奥行き感のある外観。
ロケーションを最大限に活かして南東に大きな窓を設けたことで、リビングでくつろぎながら山々の風景を眺めることができます。四季を感じられる気持ちの良いお家が完成しました。
自然光が溢れる2階リビングでは、都会の喧騒を忘れたリラックスタイムを過ごすことができます。


暗く・閉塞的になりがちな玄関。建築家飯塚 一樹はその玄関を明るく開放的な家の顔として成り立たせました。
階段の開口部を吹抜けと見立て、大きなサッシを設置。
結果、玄関には自然光が注がれ、そして開放的で使いやすい空間へと変貌しています。
得てして都市部の建築だと玄関は必要最低限に抑えられてしまい、空間としての有効活用がなされません。
複数の要素と機能を加算させることにより、他のエリアを侵食することなく開放的な玄関を構築することが可能となります。

広く取った土間部分は床置きのバギーやキャリーケースも置いておくことができます。
階段上部から差し込む光は大型サッシからの自然光です。

Viewt hausでは外観のアクセントをつくり、また機能としても最大限活躍してくれる大型の窓をファサードに設置することが多いです。
これは建築家が検討を重ね、機能とデザインの着地点を探した結果とも言えます。
今回の邸宅では外部の大きな窓が吹き抜け部分に面していることにより、眺望も最高もそしてデザインも手に入れることができました。


2階のリビング・ダイニング・キッチン。
大阪の基準をはるかに超える高断熱・高気密の住宅だからこそ、吹抜けと連動した開放的な空間でも温熱環境を確保することができます。
デザインを実現し、暮らしをより良いものにするためにも高い性能値は必須です。
キッチン背部には棚と高窓を設置。
キッチン周りはすっきりさせておきたい要望の方が多いですが、高さを利用した適度な棚は設置することを推奨します。
下部に調理器具をかけたり、上部には調味料を置いたりディスプレイを施して空間を彩ったりと、使い方の幅がグッと広がります。

ランドリールームからつながるファミリークローゼット。
動線を短くそして機能的にすることにより、日々の生活負担は激減します。
美しさと使いやすさは両立できます。
アーチ型に仕上げた壁がかわいいです。
質感の良い素晴らしい住宅となりました。
この家で家族が皆長い年月を過ごしていくと考えると、住宅建築の責任の重さを感じます。
これからもお客様に寄り添った住宅を提供していきます。